●リプレイスは、再度取り寄せるという意味合いになります。映像・字幕制作においては送られたきた素材の不備から再度、素材のリプレイスが必要となることがあります。例えば、海外から映画の素材が送られて来たがノイズが入っていた。吹替を収録しようと思うのにMEトラックがなくてオリジナル音声だけがあった。そんな時にリプレイスをします。
リプレイスは、海外の映像と関連が深い作業、字幕翻訳などにおいては良く耳にする言葉です。何らかの理由で、送られて来た素材に問題があればリプレイスが必要になるからです。
「送られてきた映像がPALだったから、NTSCがないか聞いてみよう。あればリプレイスしてもらおう」
「英語の字幕が焼きこまれているから、白がないか聞いて、あればリプレイスしてもらおう」
「日本で使う予定なのはビスタサイズの映像だけど、レタボが送られて来たからリプレイスしよう」
「ノイズが入っているからリプレイスしよう」
「音声がステレオではなく、モノラルになっているからリプレイスしよう」
「リップシンクが来ていない素材から、リプレイスしよう」
他、リプレイスが必要になる理由は様々です。リプレイスという言葉は知っている必要がある言葉と言えるでしょう。