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解像度 (フィルム、ハイビジョン、4K、8K)

●解像度とは、映像をつくりだすピクセル数(きめ細かさ)を表現する言葉です。映像は解像度によって、ハイビジョン、4K、8K、などの名前がついています。昭和のテレビの解像度は(スタンダード・サイズ)SDと呼ばれています。

映像がキレイかどうかは、主にきめ細かさ(解像度)と、色の表現、明るさの階調(近年、技術が進んでいるHDRなど)によって決まります。
主な解像度は下記になります。

映像編集、字幕制作をする際には、最終的に使われる解像度、画面サイズ、フレームレートなどを作業前に確認することが必要となります。
さて、ビデオの解像度はわかりやすいですが、映画の解像度はどのくらいなのでしょうか。世界では上映用の映画は基本的に35ミリ・フィルムを使って撮影されてきました。この35ミリ・フィルムはどの位の解像度なのでしょう。素材が違うので正確には難しいのですが、約1000万画素という説があります。4Kが横4096×縦2160ピクセル(合計が830万画素)となりますので、1000万画素ですと、それよりも高い解像度になります。フィルムの場合には、発色や明るさの階調も繊細で自然とされています。つまり、昔から映画制作に使われてきた35ミリ・フィルムは、かなり高いレベルにあるわけです。きめ細かさでは8Kテレビの方が上、と言えるのかもしれませんが、色合い、明暗も含めた総合的な見方をすると、35ミリのフィルムはかなり高いレベルにあると言えるでしょう。

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