●静止画（写真、イラスト等）の保管データ形式（JPEG, TIFF, PING, GIF, BMP）の概要は下記になります。
🔹JPEG：
JPEGは（Joint Photographic Experts Group）の略称。JPEGは情報を減らして圧縮することで容量を軽くします。人の目では見分けがつかない画質の変化しかなくても、かなりデータサイズを減らした圧縮ができます。フルカラー1670万色の表現が可能で、写真や絵画など画素の色味が細かく変化する画像の保存に適しています。しかしPNGのようにキーで背景を透過にすることはできません。
🔹GIF
GIFは（Graphics Interchange Format）の略称。
限られたカラー（最大256色）で表現するため写真は荒く見えてしまいます。イラスト、ロゴ、アイコン、ボタン、等に用いられます。背景を透明にできます。簡単なアニメーションがついた画像も可能です。一つのGIFファイルの中に複数の画像を入れて連続して見せることで動画のように見えます。
🔹PNG
PNGは（Portable Network Graphics）の略称。
ネットで使うために開発されました。背景を透過にすることも可能です。JPEGと同じくフルカラー1670万色の表現が可能で画質は良いですが、容量は若干JPEGより大きめになります。
🔹TIFF
TIFFは（Tagged Image File Format）の略称。
高画質ながら容量が大きいのが特徴です。PSDで加工した写真データを、画質を落とさずにそのまま保存できます。高画質のためデジタルカメラの画像形式に用いられることもあります。
🔹BMP
BMPは（Microsoft Windows Bitmap Image）の略称。
Windows用に開発された画像形式です。画像は圧縮していないので容量は大きめです。PSDで加工したデータを保存する際には対応OSやビット数を選ぶこともできます。
