●字数制限とは、字幕を映像につける際のルールの一つです。視聴者が読める字数はこのくらいであろう、という理論の元、字幕では表示する文字数が制限されています。
文字数制限のルール:下記がその例、いくつかになります。
🔹 1秒 4文字ルール。
(1秒表示すると4文字まで読めるであろうというルール。2秒表示できる字幕であれば8文字まで使って良いとされています)
🔹1行 13〜16文字ルール。(横書きの字幕であれば、13〜16文字まで表示しても読めるとされています。基本的に画角サイズが16x9のハイビジョンテレビを想定しています)
🔹1枚の字幕 最大6秒ルール。(1枚の字幕は最高に長くて6秒間表示しても見苦しくないとされています。1秒に読めるのが4文字ですので、4文字x6秒=24文字まで1枚の字幕にできます。16文字以上の場合には2行の字幕にする必要があるわけです)
その他にも、字幕の文字数や表示に関しては多くのルールがあります。字幕の歴史は長いので、視聴者からの声、様々な実験、経験などから、現存の字幕ルールは作られています。