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HDR/HDR10/HDR10+

●HDRとは(High Dynamic Range) の略称で、明るさの幅を広く出せる技術です。これまで明るいところは白っぽくとんでしまったり、暗いところは黒くつぶれてしまったりしていました。しかしHDRはその名の通りダイナミックレンジが広いため、繊細な明るを表現でき、人の目に近い映像表現ができます。

最近はカメラ、スマホ、ゲームなどでもHDRに対応しているものがあります。ダイナミックレンジが広ければ映像はよりリアルに見えます。

◉HDR形式の動画データとして特に知られているものとしては:
🔹HDR10: 映像が10bitでの明暗差を記録しているということを示しています。最大輝度1.000nit(明るさの単位)を生成できます。
🔹HDR10+ : HDR10に加えて、それぞれの画面に対するメタデータを持っています。メタデータはシーン毎に明かさの指示を出して、テレビに瞬時に色と明るさのレベルを送っていきます。作品を通して1つの明るさでフィックスしてしまう訳ではありません。これにより画像が益々リアルに見えるようになりました。HDR10+は最大4.000nitを表現できます。
🔹Dolby Vision: ハイエンドの映像と言われており、HDR10+と仕組みは似ていて、各シーンのメタデータをテレビに送り出します。 最大輝度10.000ニットの表現ができます。

上記のHDRは映像がHDRで作成されていても、プレーヤーやモニターがHDRに対応していないと効果は発揮されません。それを踏まえた上で、下記の方法で上記HDRを楽しむことができます。

・Ultra HDブルーレイを視聴する。
・HDRで作られた映像ファイル(mp4)をコンピューターで見る。
・HDR対応テレビで、HDR対応している作品を配信で見る。
・Dolby Cinemaに対応している映画館に行く。

HDRは様々な形式がありますので、機器がそのHDRに対応している必要があります。
Dolby Vision、HDR10、HDR+の他にも、HLG、Technicolor HDRなどもあります。

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