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映倫

●映倫とは、「映画倫理規程」または「映倫管理委員会」の略称になります。作成された映画が道徳的観点からどのように公開されるかの基準を決めています。

新たに映画が公開される際には映画を配給する会社は「映倫管理委員会」へ、映倫審査申込書と参考資料を提出します。審査の後、区分指定が決められ、映倫番号も発行されます。映画には映倫マークと番号が入っている事を記憶されている方も多いでしょう。映画会社がもし、区分指定が自分たちの要望と異なっていると感じた場合には、映倫管理委員会に区分けの理由や該当シーンを確認することもできます。そして該当のシーンを加工したり、カットしたりして区分を変更して映画を公開する場合もあります。
映倫による映画観覧における年齢制限の区分は下記の通りです。
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(G) :誰でも観覧できる。
(PG12) :12歳未満の年少者の観覧には親または保護者の助言・指導が必要。
(R15+) :15歳以上は観覧できる。
(R18+) :18歳以上は観覧できる。
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アメリカの場合にはレーティングは下記になります。アメリカの映画審査機関(MPAA)が判断しています。映画を見る前に保護者や子供が、子供が見て大丈夫かどうかを参考にできるようになっています。
(G)General Audiences : 鑑賞に制限なし。
(PG)Parental Guidance Suggested : 一部が子供向きではない可能性あり、保護者の判断が必要。
(PG-13)Parents Strongly Cautioned : 保護者の強い注意が必要。13歳未満向きではない可能性。
(R)Restricted : 成人向けの内容。幼い子どもと一緒に鑑賞する場合には内容を確認する必要あり。
(NC-17)No One 17 And Under Admitted : 17歳以下の子どもは鑑賞できません。

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