●ティルトは、撮影の時に上下にカメラを振ることを言います。パンは左右にカメラを振ることを言います。
ビルの上の方で手を振っている人を撮影しはじめ、そのまま段々とカメラを振り下ろしてビルの入り口にいるガードマンを撮影する。これは「ティルト・ダウン」という動きになります。カメラを上下に振る動きがティルトです。 カメラを左右に振る動き、それはパンになります。「右から左にパンをして、1塁手から3塁手までをノーカットで撮影しよう」といった具合です。この言い方は日米共通です。その他、よく使われる撮影動作の表現としては、クレーンにカメラをつけて撮影するクレーンショットや、カメラが動きながら撮影するドリーショットなどがあります。