●フレームとは、映画やテレビの映像で動画を作り出しているコマを言います。地上波で放送されるテレビの場合には29.94i(約30コマ)30フレームで1秒の動画を作り出しています。(通常コマとは言わずにフレームと呼びます) 1フレームの半分をフィールドと呼びます。つまりテレビ放送ですと1秒が約60フィールドになります。
●フレームレートとは、何フレームで1秒をつくりあげているか、その仕様のことを言います。例えば、ヨーロッパのテレビはPAL仕様なので1秒が25フレームで出来ています。1秒が約24フレームで出来ているプログレッシブという仕様もあります。その場合には「24pのフレームレート」と呼ぶことになります。(fps : 24p). frames per second
字幕制作、映像制作をする際に、完パケとなる映像が何フレームのものかを知っている必要があります。1秒が24フレームであれば「映像のフレームレート24pです」と言います。その他にも「23.98p」「59.94i」などのフレームレートがあります。1秒が24フレームの映像を、30フレームと思い込んで作業をしたりすると、映像や音が、どんどんズレていってしまいます。字幕制作、映像制作では、フレームレートというのを最初に確認する必要があります。