●バミる(ばみる)とは、撮影などの際に、役者などが立つ位置に目印となるテープを貼る事を言います。
「バミっといて!」という言葉は撮影現場でよく使われます。通常、撮影前に撮影対象となる人がどこに立つかを決め、そこに対してライティングを作り上げていきます。カメラやライトは撮影がはじまるまで動かさない事もできますが、撮影対象となる出演者が立つ場所にずっと誰かが立っているわけにもいきません。そのため、テープを床に貼って、出演者のつま先がどこにくるべきかを分かるようにしておきます。カメラやライトを移動させる際にも「バミって」おけば後からその場所がわかります。ガムテープ等であれば不要になったらすぐにはがせます。「バミる」の語源は「場所を見る」だとされています。