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AE(アフターエフェクツ)

●AE (アフターエフェクツ)は、アドビ社のビジュアル加工関係のソフトの1つ。動画の映像において、特殊効果をつくる時に使われます。エキスパートはAEとプラグインを使う事で、かなりの特殊な映像を作り出すことができます。

アフターエフェクトを使うことで、かなりの特殊効果映像がつくれます。ハリウッドの大手映画会社もアフターエフェクトが使えるエキスパートを使って、映画のCMなどを作成しています。石でできた文字が街の中を動きながら粉々になって消えていくなど、
俗にいうCGのような効果です。しかし、どのような素材を作り出し、どのように光を当てて、それをどのように動かして、どのように変化させるか、など、全てクリエイターがソフト上で組み込んでいく必要があります。そのため、エキスパートはかなり熟練した技術とノウハウを持っています。そしてエキスパートでも、作り込むためには、かなりの時間が必要な場合があります。
大きな利点として、英語版で有名映画のCMが作られた場合、そのデータを流用して英語になっている部分だけを各国の言葉に変える事ができます。ハリウッドの映画会社は、アメリカで各国向けの映像を作成したり、各国のクリエイターに言葉だけを変更してもらったり出来るわけです。只、英語を日本語に変えるだけであっても、文字の位置、影の位置などの調整が必要になることもあり、日本側のクリエイターもある程度のノウハウを持っている必要があります。
エキスパートのAEクリエイターは、ロゴや写真や宣伝文句が美しく動き回るデータを作り上げて、そのデータを世界に販売する場合もあります。世界中の企業は、自分の好きなAEデータを購入して、自分たちの企業ロゴ、写真、宣伝文句さえ差し替えれば、自社のCG動画が出来上がるわけです。

アドビは、国内外で、映像業界、字幕業界、印刷業界で広く使われています。

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