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ハコ割り/ ハコ書き / ハコ切りとは (字幕制作)

●ハコ割り(ハコ書き/ハコ切り)とは、字幕翻訳をする時、まず最初にオリジナル言語のセリフを、表示しやすい尺などを考えながら分割していく作業のことを言います。

字幕制作では、翻訳をする前に、オリジナルのセリフを区切っていく作業をします。それをハコ割り(ハコ書き)と呼びます。一つの字幕が長すぎたり、短すぎたりしないように考えながら、オリジナルのセリフを先に分割しておきます。分割した字幕には番号をつけて、整理しやすくします。その後で、分割した文を、日本語へと翻訳して字幕にします。日本語字幕にした後、その字幕が長すぎたり、短すぎたりした場合には、後から部分的に字幕を分割しなおすこともあります。その場合には2千番代の番号を追加したり、欠番をつくったりして字幕番号を調整します。見やすく字幕を表示するために、シーンや、カット変わりなどにも配慮してながらハコ割りを行います。

尚、このハコ割り作業をした後は、各字幕をいつ表示していつ消すかを決めます。その作業をスポッティングといいます。

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