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セーフティ (映像業界)セーフティエリア、セーフティゾーン

●セーフティとは、映像業界においては、画面において視聴者が見えるであろうエリアを言います。セーフティエリア、セーフティゾーンと言われる時もあります。つまり、画面の一番端の数パーセントは各家庭のテレビの機種や設定によって見えない可能性があるため、「セーフティ外」ということになります。

映像は劇場で見たり、コンピューターで見たり、テレビで見たりします。インターネットの映像を見る場合には、画面の一番端まで見える事が多いですが、テレビで見る場合はそうとは限りません。各家庭で人々は自分のテレビを自由に設定することができます。そのためテレビ局は映像を流す際に「大体このくらい端まで一般の家庭では見えているであろう」という規定を定めています。テレビ局、DVDの販売会社、配信会社等は会社毎にセーフティを全体の85%と定めたり、90%と定めたり、独自に基準を設けています。

セーフティを85%と定めているテレビ局であれば、端の15%には重要なものを入れることはしません。つまり見えなくてはいけないもの(テロップ、字幕など)は、編集の際に中心から85%より内側に入れます。字幕制作をする際にも、そのクライアントが定めるセーフティが何%なのかは最初に知っておく必要があります。

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