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「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」 #5

[ご注意]
・この記事は自動文字起こしを元に作成しているため、一部に誤りや話者の特定ミスが含まれる可能性があります。
・本動画シリーズは2023年6月~12月にかけて公開されたものです。ソフトウェアの仕様や業界の状況に関する情報が現在とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

【SST時短術】字幕翻訳の効率を上げる「スポッティング前のユーザー設定」をプロが解説

これまでの回で、映像翻訳の仕事における素材確認の重要性について解説してきました。いよいよ、字幕制作の中核作業である「スポッティング」に入ります。スポッティングとは、映像に合わせて字幕の表示タイミング(イン点・アウト点)を決める、非常に繊細で重要な工程です。

このシリーズ「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」の第5回では、本格的なスポッティング作業に入る前に必ず行っておくべきSSTの「ユーザー設定」について、3名のプロがその設定方法と意味を詳しく解説します。文字数字幕ルールをSSTに事前設定しておくことで、ガイドライン違反を自動で検知し、ケアレスミスを防ぎ作業効率を格段に上げることができます。この記事を読めば、プロが実践する時短テクニックとしてのSST設定のコツが分かり、よりスムーズで正確なスポッティング作業の第一歩を踏み出せるでしょう。

目次

今回のテーマ:スポッティング作業を効率化する「ユーザー設定」

みなさんこんにちは。本日も翻訳者の吉野さん、字幕ディレクターの梶尾さんにお越しいただいています。では素材の確認が終わりましたので、早速SSTの作業に入っていきたいと思います。

次の作業としては、スポッティングを取っていくというところがまず最初のステップかなと思うんですけれども。

そうですね。

スポッティングに関係のある設定というと、この「設定」から「ユーザー設定」を開くと、こんな感じで数値を設定できる画面が出てきます。

「ユーザー設定」で何ができるのか?

一番上は1秒あたりの文字数。次が1行あたりの文字数(横と縦)。あとハコ割りに関係するところはこのタイムコードの部分になるんですけれども、字幕表示時間(字幕自体が出ている時間)と、字幕と字幕の間を何フレにするのかというのをここで設定することができます。
これを設定したからといって絶対こうなるというわけではなくて、ここを設定するとこれをオーバーした時にエラーが出るので、「オーバーしてるよ」というのが目で見て分かるようになる部分なんですね。
唯一この「強制」というところだけは、これ以上字幕の間を小さくすることはできなくなります。ハコ割りした時も、今の設定だと11フレームのハコは作れないという感じになっています。

そうですね、ここを12にしてあるので11フレームのハコは作れなくなる。

ここの字幕間も2フレームに今なっているので、字幕間も1フレームにはできなくなるという状態の設定になります。こっちは「警告」なので、後で見せますけど、赤い線が出てきて「ダメだよ」っていうのが出るだけですね。

編集部

SSTのユーザー設定では、各種ルールに対して「警告」と「強制」の2段階で制限を設けられます。「警告」は、ルール違反の箇所にエラーが表示されるだけで作業は続行可能です。「強制」は、ルール違反となる操作(例:最短表示尺より短いハコを作る)自体ができなくなる、より強力な設定です。

最重要!「タイムコード」に関する設定(最短表示尺と字幕間)

なので、ここを設定するときはどこを見るかというと、仕様書で確認する必要があるんですが、これかな。「字幕の最短表示尺」。で、この作品は24フレームだったのでここに当たりますね、最短で12フレームと指示されているので、先ほどの強制のところが12フレームになっています。警告も同様に12フレームにしておけばいいと思います。

なんか違う設定したりします?警告と強制を変えたりするパターン。

あんまりないかな。

私もいつも一緒にしちゃうんですけど。

あんまり見ないですよね。

でも12フレームって結構短いですね。私いつも15フレームくらいにしているので。

24Pの時で15フレームくらい。

確かに半分ですもんね

一般的なところでいくと、ここまで厳密に「最低いくつ」って、それこそ配信で指定があったから「半秒(0.5秒)」とか言ってるんですけど、そういう設定が出てきてからこれが結構「強制」っていうところを使うようになったのかなという気はするので。

仕様によっては付けといた方が、絶対にそれ以下のハコが作れなくなるのでいいのかなって感じです。

そうですね、間違いは防止できますよね。字幕間の「強制」は結構入れておいた方がいいかもしれないですね。やっぱりくっついちゃったりとかすることがあるので。

私も必ずここは仕様書通りに。今、この仕様書の字幕間のところは「2フレーム」ってなっているので、ここも2フレームにしておく。こうすると、最低尺と最低字幕間のミスがなくなるので、やっておいた方がいいと思います。

基本ルール「1秒4文字」はSSTでどう設定する?

文字数制限(横字幕・縦字幕)の設定方法

知っていると便利!SSTの画面表示カスタマイズ術

まとめ:最適な事前設定で、ミスなく効率的な作業を

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