【プロフィール】
チオキ 真理(ちおき・まり)
一度就職した後、1年アメリカへ。帰国後、派遣社員として働きながら翻訳学校で勉強。下積みを経て、現在は劇場公開作品、配信やDVD/BD作品の字幕・吹替翻訳を手がける。担当作品は『ムーンフォール』『CSI: ベガス』『355』『クーリエ:最高機密の運び屋』『ラーヤと龍の王国』『ブラックパンサー』『メッセ―ジ』(字幕)、『おちゃのじかんにきたとら』『ジェーン・ザ・ヴァージン』『マッドバウンド 哀しき友情』『新少林寺/SHAOLIN』(吹替)など多数。
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女性言葉、どう訳してる?【アーカイブ配信】
オンラインイベント「女性言葉、どう訳してる?」の有料アーカイブ配信です。
昨今、「~だわ」「~わよ」などの女性言葉に関してメディアや視聴者が取り上げる機会が増えており、その使用によって女性のステレオタイプ(女性は従順で丁寧であるべきなど)の助長につながってしまうのではないかという指摘があります。
では字幕翻訳において、どうすれば女性言葉は避けられるのか? どこまで避けるべきなのか?
イベント前半は、堀池明さんが女性言葉(女ことば、女性語、女性役割語)に関する基礎知識を解説します。映画の字幕における女性言葉についてTwitterで実施したアンケートの結果も取り上げています。
イベント後半では、翻訳者が事前に訳した短編映画の字幕をもとに、女性言葉の訳し方についてディスカッションをおこない、「女性言葉と字幕翻訳」の今後を考えていきます。
登壇する翻訳者は、高内朝子さんとチオキ真理さん。女性登場人物の字幕の大半に女性言葉がない、と話題になった『キャプテン・マーベル』と『ブラックパンサー』の字幕を手がけたお二人です。
イベントの振り返り記事はこちら