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いま読みたい翻訳の本(2026年1月刊行)

vShareR CLUBの編集スタッフが、2026年1月に刊行された書籍のなかから「翻訳という営みを刺激しそうな本」をピックアップして紹介します。


『英語青年』の翻訳言説
英文学研究は翻訳をどう見てきたか

佐藤美希 著
松籟社

価格:2,750円(税込)
ISBN:978-4879844712

英文学翻訳、英文学研究、時代・社会思潮の三者の関係を系譜学的に紐解く――明治以来、英文学はどのように翻訳されるべきだと考えられてきたのか。そこに、同時代の英文学研究や、社会文化的コンテクストはどのように関連していたのか。100年以上の長きにわたって日本の英文学研究と併走してきた『英語青年』誌を精査し、明治以降の英文学の翻訳について、それを取り巻く英文学研究制度や社会思潮との関係から考察する。
(版元ドットコム『『英語青年』の翻訳言説』紹介ページより)

詳細はこちら(版元ドットコム『『英語青年』の翻訳言説』紹介ページ)


通訳者・翻訳者になる本 2027

イカロス出版

価格:2,200円(税込)

初心者がプロの通訳者・翻訳者になるまでの道のりを、段階的にやさしく解説した入門MOOK。
通訳・翻訳を専門に扱う唯一の定期媒体『通訳・翻訳ジャーナル』編集部が、現場の最新情報と確かなノウハウを凝縮しました。
語学学習者が減少傾向にある今も、通訳・翻訳の仕事は語学力を活かせる魅力的な職業として注目されています。
言葉を介して人と人をつなぎ、相手に喜んでもらえた瞬間の達成感は大きく、長く続けられる仕事です。

本書ではまず、第一線で活躍する通訳者・翻訳者11名に、仕事のやりがいや現場のリアルをインタビュー。
さらに、50万部のヒット書籍を生み出す編集者が語る「翻訳者に求められる力」も収録し、実際に選ばれるプロに共通する思考・姿勢を明らかにします。

続く学習企画では、「通訳・翻訳を始めたい人が最初に知るべきスキル」を、
発声・要約・文法力・リサーチ力・専門知識などの具体的な観点から丁寧に解説。
未経験者でも、どの能力から伸ばせばよいかが明確になります。

通訳パートでは、会議通訳・放送通訳・司法通訳・エンタメ通訳・コミュニティ通訳・通訳ガイドなど、
多様な働き方と仕事の流れを紹介。
収入の目安、案件の取り方、第二外国語通訳の可能性、通訳専門スクールの選び方まで、実用情報を徹底的に網羅します。

翻訳パートでは、出版翻訳・映像翻訳・産業翻訳の3分野を取り上げ、
必要な知識からデビューまでの道筋、機械翻訳が発展するなかでの最新の仕事環境まで、現場の動向に即して解説。
仕事の幅をどう広げていくかも理解できます。

巻末には「全国の通訳・翻訳スクール約400コース」「通訳・翻訳エージェント約200社」
「大学・大学院・業界団体・資格試験」など、情報源として役立つデータ集を収録。
学習者はもちろん、現役プロや業界関係者の情報調査にも使える保存版です。

さらに、TOEIC700点から900点を目指す学習法や、
リタイア後に通訳・翻訳を始めた人の体験コラムなど、「今から始められるヒント」も掲載。
年齢・キャリアに関係なく一歩を踏み出せる内容になっています。

通訳者・翻訳者を目指すすべての人に向けた、第一歩のための一冊です。
(出版社ホームページより)

詳細はこちら(出版社ホームページ)


基礎から学ぶ修辞学
心を動かす〈説得〉の技法

ライアン・N・S・トッピング 著、大久保ゆう 訳
フィルムアート社

価格:2,200円(税込)
ISBN:978-4845925087

論理ロジック」だけでは人の心は動かない。
修辞レトリック学」を駆使すれば必ず伝わる!

ロゴス(理路)によって主張を整え、
聞き手を引き付けるパトス(感情)を働かせ、
エトス(人間性)をもって言葉の芯を支えていく。

古代ギリシャ時代から変わらない
「明晰に伝える」「楽しませる」「心を動かす」ための26のルール。

人前で話す人、文章を書く人の必携書。
【巻末には練習問題を収録】
(出版社ホームページより)

詳細はこちら(出版社ホームページ)


「もののあはれ」の訳し方
翻訳からたどる古典文学

大野ロベルト 著
文学通信

価格:2,530円(税込)
ISBN:978-4867660997

千年前のことばをもっと自由に読み、操るための、新しい古典文学入門。

「もののあはれ」のいわば「言い出しっぺ」である貫之にとっても、「あはれ」とは何となく「あはれ」としか言いようのないものであった!?

言葉について突き詰めようとすると、私たちはしばしば行き止まりにぶつかってしまう。抽象度の高い言葉はなおさら難しい。その時に補助線として、日本語に対する理解を、英語で深めようとしてみたらどうだろう。

歴代の翻訳者たちによる「もののあはれ」の解釈を導入に、俳句、和歌、『伊勢物語』、『土佐日記』、『枕草子』、『徒然草』、『方丈記』、『無名草子』を取り上げ、日本語や日本文学の特徴について考える。

まず自分ならどう翻訳するか考えてみるところからはじめよう!
(出版社ホームページより)

詳細はこちら(出版社ホームページ)


「監禁」された翻訳者の手記&プラハ旅行記【完全版】

越前敏弥 著
HHブックス

Kindle価格:1,300円(税込)

 2025年11月6日、ダン・ブラウンのラングドン・シリーズ第6作『シークレット・オブ・シークレッツ』が日本で翻訳刊行された。
 その翻訳作業は、6人の翻訳者が出版社の一室に「監禁」されたも同然のきわめて特殊な環境で、極秘裏に進められた。本書の前半は、代表訳者である越前敏弥が、3か月に及ぶ「監禁」の日々に起こった出来事や心の動きを克明に綴った手記である。残り5人によるそれぞれの回想録も併せて掲載した。
 後半には、訳書刊行後、思わぬいきさつから越前がチェコのプラハへと飛び立ち、3日にわたって作品の舞台を歩きまわったときのレポートを収録した。
 全編を通して、ネタバレの記述は避けているので、『シークレット・オブ・シークレッツ』を未読のかたが読んでもまったく問題なく楽しめる。ただ、第2部のプラハ旅行記は、作品を読んだあとに目を通すと、その楽しみが何倍にもなるだろう。
(出版社直販サイトより)

詳細はこちら(出版社直販サイト)

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