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「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」 #9

[ご注意]
・この記事は自動文字起こしを元に作成しているため、一部に誤りや話者の特定ミスが含まれる可能性があります。
・本動画シリーズは2023年6月~12月にかけて公開されたものです。ソフトウェアの仕様や業界の状況に関する情報が現在とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

【字幕翻訳の最終工程】納品前に絶対やるべきSSTチェック機能とセルフ校正術

長かった字幕翻訳の受注から納品までを解説するシリーズも、いよいよ佳境です。翻訳、スポッティング、そしてハコ割りまでの一連の作業を終え、残すは「納品」のみ。しかし、その前に品質を担保するための最終チェックが待っています。

このシリーズ「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」の第9回では、プロが納品前に行うべき最終確認の手順と、SSTに搭載されている便利な「チェック機能」について、3名のプロが徹底的に解説します。

句読点の連続や文字数オーバーといった基本的なルール違反から、意外と見落としがちな表記の揺れまで、SSTのチェック機能を使えば効率的に洗い出すことができます。さらに、機能だけではカバーしきれない、より深いレベルでのセルフチェック校正)のコツや、最終的な納品データの作成方法まで、プロのワークフローを余すことなくお見せします。この記事を読めば、あなたの字幕翻訳の品質を一段階引き上げるための、納品前の最終防衛ラインの築き方が分かります。

目次

今回のテーマ:納品前の最終確認とチェック機能

みなさんこんにちは。「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」、本日も翻訳者の吉野さん、そして字幕ディレクターの梶尾さんにお越しいただいています。今回はいよいよ最終回…の一個手前ということで、納品前の確認についてお伺いしていきたいと思います。翻訳作業まで終わったところで、いよいよ納品するにあたってどういった確認作業があるのかというところですね。

はい。まず翻訳が終わって、推敲も終わった段階で、SSTに入っているチェック機能を一通りかけて、エラーがないかどうかを確認します。

SSTの便利機能「チェック」でミスを洗い出す

「チェック」タブの中にある「エラー項目設定」を開くと、チェックできる項目が色々出てきます。

これだけあるんですね。

そうなんです。仕様書に沿ってチェックを入れていく感じになるんですけれども、よくあるのは、句読点が連続していないか、文頭に句読点がないか、あと「1秒4文字」にチェックを入れておくと、そこもエラーとして出してくれるので便利です。

基本的にはこれ全部にチェック入れておいて問題ないんですかね?

問題ないと思います。僕も基本的に全部入れてます。

私も大体全部入れてますね。これでOKを押して、実際にチェックをかける時はこの「エラーチェック実行」を押します。
(エラーチェックを実行すると、エラー箇所がリストアップされる)
結構ありますね(笑)。

そうですね。一番多いのはやっぱり「1秒4文字」のところですかね。

そうですね。これがさっき言っていたカタカナが多いところとか。あとはセリフなので、喋り言葉なので、どうしても文字数が多くなってしまうところも出てくるので、そういうところはもう、エラーが出たままで大丈夫です。

あとはもう、ディレクターさんにお任せするって感じですかね。

はい。このエラーが出ているところを一個ずつ見ていって、例えばこの「文頭の読点」。これはダメなので直します。
(エラー箇所を修正していく)

あとは「1行14文字以上」。仕様書では13文字だったので、これも直さないといけないですね。

これって、そのエラーのところをクリックすると、その字幕に飛んでくれるんですか?

飛びます。ダブルクリックすると飛びます。なので、すごく便利です。

これだけの量があると大変ですけど、この「テキストファイルに出力」もできたりするので、テキストで見て、まとめて直していくっていうのも一つの手かなと思います。

読みやすさの最終防衛ライン「セルフチェック」の極意

これでもう全部直し終わったということですね。

はい。エラーチェックでエラーが出なくなったら、今度は全体を通してセルフチェックをしていきます。一番最初から、映像と字幕とを見ながら、声に出して読んでいくのが一番いいかなと思います。

声に出して読むんですね。

その方が誤字脱字に気づきやすいので。

そうですね。目で追っているだけだと、意外と気づかないんですよね。

そうなんです。で、声に出すとリズムも分かるので、ちょっと読みにくいなというところに気づきやすい。

なるほど。

尺との関係性もそれで分かりますかね?

そうですね。尺が短いなとか、長いなとかも。

じゃあ、例えばなんですけど、セルフチェックの時に、どういったところに特に注意して見ていますか?

【プロの仕事術】セルフチェックで見つけるべきポイントとは?

意外と知らない?SSTファイルの保存とバックアップ

納品データの作成方法

まとめ:丁寧な最終確認がプロの信頼を築く

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