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「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」 #7

[ご注意]
・この記事は自動文字起こしを元に作成しているため、一部に誤りや話者の特定ミスが含まれる可能性があります。
・本動画シリーズは2023年6月~12月にかけて公開されたものです。ソフトウェアの仕様や業界の状況に関する情報が現在とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

【SST時短術】翻訳作業を効率化するフォーマット設定とショートカットキー活用術

スポッティングとハコ割りを終え、いよいよ映像翻訳の心臓部である「翻訳作業」に取り掛かります。しかし、いきなり翻訳を始める前に、作業効率と精度を格段に向上させるための重要なSST設定があることをご存知でしょうか。

このシリーズ「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」第7回では、プロの翻訳者が実践している、翻訳作業を始める前の「フォーマット設定」を徹底解説。クライアントから提供される設定ファイル(.fmt)の読み込み方から、フォントや文字色、文字サイズといった表示に関する各項目の意味まで、3名のプロが分かりやすく説明します。さらに、翻訳作業中に多用する字幕の「結合」や「分割」といった操作を快適に行うためのショートカットキーもご紹介。この記事を読めば、SSTの便利な機能を最大限に活用し、スムーズでミスのない翻訳を進めるためのコツが身につき、作業の質とスピードアップに繋がります。

目次

今回のテーマ:翻訳作業を始める前の「フォーマット設定」

みなさんこんにちは。「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」、本日も翻訳者の吉野さん、そして字幕ディレクターの梶尾さんにお越しいただいています。

ハコ割りはここで終わったので、ここからやっと翻訳作業に入っていくんですけれども、今この状態だと、画面に対して文字がものすごく小さいですよね。これを「フォーマット設定」というものを利用して、見やすいように設定していく必要があります。

今のデフォルトの文字の大きさを見る限り、なんだかSDサイズ、いわゆるDVDとかのサイズっぽいので、60、70ぐらいはあるんですかね。

クライアント指定の設定を読み込む「フォーマットファイル」

これも作品によって色々あるんですけど、配信の場合は特に指示がなければ見やすい大きさにしちゃっていいと思います。配信の場合は結局、納品物としてはテキストになるので、文字の大きさとかそのあたりは何でも問題ないかなとは思います。

ただ、実際の配信の時にどれぐらいの文字の大きさで出て、テロップと被ってしまうか、という場合もあるので、なるべく配信用途だったとしても、制作会社さんとかにフォーマット設定、文字の大きさや文字位置の指示はもらったほうが確実かなとは思います。

そうですね。お仕事を受注した時に「ご希望のフォーマットとかあれば教えてください」と聞くと、大体「フォーマットファイル」というものをくださる場合があります。こういう「.fmt」という拡張子のファイルですね。こういうファイルをメールに添付して送ってきてくださる場合もあります。そういう時はこれを読み込めば、そのままのフォーマットに自動で変更することができるので、ちょっとそれをやってみたいと思います。

編集部

**フォーマットファイル(.fmt)**とは、SSTの文字フォント、サイズ、色、表示位置などの表示設定情報を保存したファイルです。制作会社はこのファイルを提供することで、複数の翻訳者やチェッカー間で作業環境の見た目を統一し、品質管理を容易にしています。

フォーマットファイルをもらった場合は、まず「設定」の「デフォルト・フォーマットリスト」に行きまして、ここにある「インポート」ボタンを押します。そして送ってもらったフォーマットファイル、今回はこの「sample_配信.fmt」を開きます。
(リストに「sample_配信」が追加される)
ここに今「sample_配信」というものが入ったので、このウィンドウは一旦閉じます。そして、さっきの「フォーマット設定」をもう一回開いて、この「リストから読み込み」を選ぶと、先ほどの「sample_配信」が入っているので、これを選択して「適用」します。すると、これが指示通りの大きさと文字位置になりました。この状態で進めていけばいいという形になります。

意外と知らない?フォーマット設定の各項目を徹底解説

知識としてあると便利なので、フォーマット設定の各項目を軽くお伝えします。まず「フォント名」ですが、これは画面に表示されている字幕のフォントの種類が選べるところです。

制作側で持っているフォントを翻訳者さんが持っていないことは普通にあると思うので、一般的なWindowsで使われているフォントを使えばここは問題ないかなと思います。

次に「サイズ」は文字の大きさ。「幅」を変えると文字が横に伸びていく感じですが、バランスが崩れてしまうので基本的には変えることはないです。「色」に関しても基本は白ですね。

Blu-rayとかの場合はちょっとグレーがかった色になる可能性はありますけども。HDRとかだと発色がいいので、白い字幕が眩しく見えてしまうのを考慮してグレーにすることがあったりします。ただ基本的に翻訳者さんの方で作業する場合は白で大丈夫だと思います。

実際に翻訳するときは何色でもいいと思います。自分が見やすいように、例えば白が眩しいならグレーとかにしていただいて。目が覚めるように赤にしたいとか(笑)。

海外とかだと文字の色は黄色ですからね。英語字幕とかは。

色々いじっても、またここでリストから読み込めば元に戻すことができます。

翻訳作業の必須テクニック!字幕の結合と分割

【プロのTIPS】作業後のセルフチェックで見落としがちな誤字

まとめ:最適な事前設定が、その後の全工程をスムーズにする

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