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「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」 #10

[ご注意]
・この記事は自動文字起こしを元に作成しているため、一部に誤りや話者の特定ミスが含まれる可能性があります。
・本動画シリーズは2023年6月~12月にかけて公開されたものです。ソフトウェアの仕様や業界の状況に関する情報が現在とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

【字幕翻訳の仕事術】納品メールの書き方からNDAまで。プロが教える納品後の信頼を築く対応術

全10回にわたってお届けしてきた「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」シリーズも、今回でついにグランドフィナーレです。これまで、仕事の受注から始まり、素材の確認、SSTを使ったスポッティングと翻訳、そしてセルフチェックに至るまで、字幕翻訳ワークフローを順を追って解説してきました。

最終回となる今回のテーマは、翻訳者としてクライアントとの長期的な信頼関係を築く上で最も重要とも言える「納品納品後の対応」です。プロの現場では、ただ成果物を送るだけでなく、その納品方法一つとっても細やかな配慮が求められます。

この記事では、フリーランス翻訳者が知っておくべき納品メールの具体的な書き方や、制作会社に「気が利いている」と思われる申し送りのコツ、そして情報漏洩を防ぐためのセキュリティ対策(NDA)の重要性について、3名のプロがそれぞれの視点から徹底的に語り尽くします。さらに、納品後に発生する修正依頼(チェックバック)のやり取りや、意外と知らない映像の「差し替え」といった実務的な対応まで、プロのリアルなコミュニケーション術が満載です。

このシリーズを通して、あなたの字幕翻訳者としての旅が、より確かな一歩となることを願っています。

目次

シリーズ最終回!テーマは「納品とその後」

みなさんこんにちは。「字幕翻訳 受注から納品まで with SST」、今回はいよいよ最終回です。本日も翻訳者の吉野さん、字幕ディレクターの梶尾さんにお越しいただいています。前回、納品前の確認が終わりましたので、いよいよ今回は納品、そして納品後の対応について解説していきたいと思います。

納品ファイルの正しい送り方とは?

はい。じゃあ次は納品です。一番多いのは、このSDBファイルをそのままメールに添付して、依頼をいただいた時のメールに返信する形で納品する、というのが一番多いです。
ただ最近は、海外のクライアントさんとかだとセキュリティの問題からか、直接そのクライアント側のポータルにアップロードするというのもちょこちょこありますね。なので、分からないときは一回「メールに添付して納品していいですか?」というふうに確認したほうがいいかもしれないです。

そうですね。この納品の仕方ってすごく今、転換期というか、変わってきているところがあって。添付でやっていることももちろんまだまだありますし、それで問題ない場合もあります。ただ、会社にお勤めの方とかは違うストレージに上げて、パスワードをかけて別に送りますとか。それぐらいがこれからのスタンダードになってくるのかなと思います。もしくは、zipファイルに圧縮してパスワードをかけるとか。結構求められてくるところなのかなと思っています。

面倒ですけど、それがやってるとやってないでは「しっかりしてる・してない」みたいな印象にも繋がってくるとは思うので。

セキュリティはどんどん厳しくなってきているので、本当に今、会社さんによってまちまちですね。国内の会社さんだとまだメール添付が多いですけど、海外はどんどんそうなってきているような気がします。逆に翻訳者さんから「メール添付でいいですか?」って言われたらハッとしちゃうかもしれない。「そうですよね」って。

それぐらい気を遣っている、というのもいいことかなと思うんですよね。聞かれないよりは。大抵、制作会社の方からダメだったら先に言ってくれるとは思うんですけど。

【制作会社は見てる!】差がつく納品メールの書き方

納品するときのメールは、やっぱり依頼メールに返信するのがいいですよね。新しくメールを作るよりも。

人にもよるんですけど、そのまま返してくる人もいますし、納品は納品で別メールで、件名もちゃんと「納品です」と。個人的にはメールのスレッド自体は同じでもいいのかなと思うんですけど、件名はもしかしたら変えた方が埋もれない可能性があるかなと。「これ、納品メールなんだ」みたいな。担当者さんにもよっても違うと思うんですけど、なるべく埋もれないような工夫があった方がいいかもしれないですね。

私も返信する時でも、最後に「(納品)」って付けるようにしていますね。返信の方がいい理由としては

アドレスを選び直したりすると送りがちですからね。間違いで入れちゃったりとか。

安全かな、というのと、目で見て確認もしなくちゃいけないんですけど、送っているクライアントが本当に正しいかどうか。CCに入っている人も、必要な人が全部入っているのか、余計な人が入っていないのかも、ちゃんと納品前にチェックすること。

やりがちなのが、担当者の名前が間違ってないか、漢字が間違ってないか、呼び捨てで送ってないか、敬称は付いてるのか、とか。

あと作品によっては公開前の作品だと、シークレットタイトルになっていることもあるんですよね。本当の作品名ではなくて、やりとり用の。そういう場合は、うっかりメールの文面の中に本当のタイトルを入れてないかとか。

すごい細かいところですけど、見られる人は見られますからね。「メールに誤字脱字あるな」とか、意外と気づかれちゃう。

もっと細かいことを言うと、Excelとかも体裁を綺麗に整えてる人も結構いたりとか、そのままの人もいたりとか。だから「この人すごいExcel綺麗にやるんだな」とか見たりもします。別にそれがどうこうって話じゃないですけど、印象の問題ですよね。

丁寧にしてくれている、と。そういう細かいところでも「見られてる」って思ったほうが、マイナスはないかなと思います。

「申し送り」こそ、プロの腕の見せ所

納品したら終わりじゃない?チェックバックのやり取り

【あるある】映像差し替えへの心構えと対応

翻訳者の責務「NDA(秘密保持契約)」の重要性

最後に:継続して仕事を得るために大切なこと

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