字幕翻訳者のためのお役立ち情報サイト「vShareR CLUB」。このサイトは字幕翻訳を動画で学べるウェブサイト「vShareR SUB」の姉妹サイトです。 vShareR SUBはこちら

いま読みたい翻訳の本(2024年6月刊行)

vShareR CLUBの編集スタッフが、2024年6月に刊行された翻訳・語学・映画関連の書籍のなかから「読みたい!」と思った本をピックアップして紹介します。(毎月第1木曜日公開予定)


ジョージ・ミラーとマッドマックス
シリーズ誕生から伝説までのデス・ロード

ルーク・バックマスター 著、有澤真庭 訳
竹書房

価格:3,300円(税込)
ISBN:978-4801940802

1976年、ジョージ・ミラーは友人のバイロン・ケネディと共に家族や友人から30万ドルを調達、当時は無名だったメル・ギブソンを起用し、「マッドマックス」を製作した。無謀な撮影、過激なアクション、経験不足……時間と予算の限られるなか撮影を終え、ミラーは家の台所で編集し完成させた。当時のオーストラリア映画界では珍しかったこのアクション映画は大ヒットし、世界中で多くのファンを生み出す。革ジャケットを着た〝ロード・ウォリアー 〟ことマックス・ロカタンスキーは世界に知られるアイコンとなり、公開から45年を経ていまなお愛されている。本書は、伝説のはじまりとなった一作目の製作の裏側を中心に、パワーアップした「2」、バイロン・ケネディを失ったミラーの心情を反映した「サンダードーム」、そして復活の「怒りのデス・ロード」までの軌跡を追ったものである。
(出版社ホームページより)

詳細はこちら(出版社ホームページ)


〈映画の見方〉がわかる本
ブレードランナーの未来世紀

町山智浩 著
朝日新聞出版

価格:1,089円(税込)
ISBN:978-4022651525

80年代、保守的な能天気なハリウッド映画から締め出された映画作家たちは異様な映画を作っていた。『ブレードランナー』など8本の映画を取り上げ、膨大な資料と監督自身の言葉を手がかりに、作品が真に意味するものを読み解く。映画評論の金字塔を復刊!
(出版社ホームページより)

詳細はこちら(出版社ホームページ)


「スティーブ・ジョブズ」翻訳者の仕事部屋
フリーランスが訳し、働き、食うための実務的アイデア

井口耕二 著
講談社

価格:1,980円(税込)
ISBN:978-4065357262

フリーランス翻訳者が食べていくための「ビジネス書」として、出版翻訳者の仕事を知る「業界お仕事エッセイ」として、英日翻訳のコツを知る「語学ガイド」として、育児のために男性がフリーになるという「発想転換のすすめ」として、楽しみどころ満載。
(出版社ホームページより)

詳細はこちら(出版社ホームページ)


ある翻訳家の取り憑かれた日常

村井理子 著
大和書房

価格:2,090円(税込)
ISBN:978-4479394327

翻訳漬けの日々、双子の子育て、介護、執筆に読書に動画視聴にネットショッピングと目まぐるしい2023年の日記。
(出版社ホームページより)

詳細はこちら(出版社ホームページ)


定本 たかが映画じゃないか

和田誠・山田宏一 著
国書刊行会

価格:3,300円(税込)
ISBN:978-4336076236

1971年、山田宏一の最初の評論集『映画について私が知っている二、三の事柄』の装幀を和田誠が手がけて以来、『友よ映画よ〈わがヌーヴェルヴァーグ誌〉』』や『トリュフォー最後のインタビュー』などの山田宏一著作の装幀、さらにはローレン・バコール自伝『私一人』や対談本『ヒッチコックに進路を取れ』など二人のコラボレーションで数々の傑作映画本がつくられた。
『たかが映画じゃないか』は1978年に刊行され忽ちベストセラーとなった和田誠・山田宏一による初の対談本である。定本となる本書は、オリジナル単行本を元に山田宏一訳『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』と和田誠監督『麻雀放浪記』『真夜中まで』に関する対談と、和田誠監督『怖がる人々』について撮影監督の前田米造をまじえて行なった鼎談を増補した決定版となる。
(出版社ホームページより)

詳細はこちら(出版社ホームページ)


酔わせる映画
ヴァカンスの朝はシードルで始まる

月永理絵 著
春陽堂書店

価格:2,200円(税込)
ISBN:978-4394770091

人気映画ライターが新たな角度で映画を語る!

【酒と食をめぐる、五感に響く映画コラム集】
なにかを 飲まず/食べず にはいられない~キッチンに駆け込みたくなる映画を集めました。

小津安二郎『晩春』から『セックス・アンド・ザ・シティ』まで、新旧国内外の作品200本が登場・索引付き。

「何かに心を奪われ、それしか目に入らないくらいうっとりと見惚れてしまうことを「酔う」というならば、この本に登場する映画はどれも、私を酔わせ、未知の世界へと連れていってくれたものだ。」
(出版社ホームページより)

詳細はこちら(出版社ホームページ)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次