●アップルは、スティーブ・ジョブズが中心となり設立した会社で、Macintosh、Mac は、そのアップル社が開発、販売をしているコンピューターです。一般的にクリエイティブな作業に優れているとされており、現在でも特に世界の映像制作業界では広く使われています。
Windowsが互換性に優れていて、世界各社の電機メーカーのコンピューターで使用されているのに対して、Macは本体自体が自社製です。MacとWindows、この2つの大きな枠組みは、映像業界においても、大きく影響しています。映像ファイル、音声ファイル、コーデックが、2つの大きな陣営に分かれている構図になっています。
Mac、Windowsどちらを使って編集するかによって、動画や音声のデータの変換が必要となる場合もあります。Windowsを搭載しているパソコンを販売しているソニー、パナソニックなどの世界的なメーカーは、ビデオカメラで撮影する動画データも、基本的にwindows向けの形式となります。そのためMacで編集する際にはデータ変換が必要になったりするのです。反対にiPhoneで撮影した動画は当然、Macでは編集しやすいことになります。字幕制作の場合、翻訳作業やリサーチなどが重要となります。そのため翻訳者さんの多くはwindowsを使っています。
いずれにしても、字幕制作では動画を必ず扱いますので、最初に動画がどういったものかを確認することが重要となります。ファイル形式やコーデック、フレームレート、ドロップ・ノンドロップ、画面サイズ(アスペクト比)、解像度などの詳細を最初に確認します。